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秋季県高校野球25日開幕 組み合わせ抽選会で対戦カード決定

花咲徳栄 入間向陽と対戦

 25日に開幕する秋季県高校野球大会の組み合わせ抽選会が16日、上尾市のスポーツ総合センターで行われ、出場40校の対戦カードが決定した。今夏の埼玉大会で優勝した花咲徳栄、準優勝の浦和学院がAシード、同4強の昌平立教新座がBシードに入った。
 各校の主将らが予備抽選の番号順にくじを引き、組み合わせ表が埋まった。シード勢は花咲徳栄が入間向陽、浦和学院が坂戸、昌平が城西大川越、立教新座が上尾と初戦の2回戦で対戦する。10月4日に県営大宮で決勝を行い、上位2校が関東大会(10月17~20、24、25日・群馬)に出場する。
 県大会は有観客で実施し、1回戦から有料で一般800円、身分証明書を提示した中高生は200円。引率された少年野球、中学生チーム(引率者、保護者は有料)、障害者(障害者手帳を提示)と介添え者1人、小学生以下は無料で入場できる。

 

2強か、新勢力台頭か

真剣な表情でくじを引く各校の主将ら=16日午後、スポーツ総合センター

 

 県大会の決勝は昨秋から3季連続で花咲徳栄と浦和学院が頂点を争ってきた。新チームで迎える秋も2強態勢のままか、それともBシードの昌平、立教新座やノーシードの実力校が勢力図を塗り替えるかに注目したい。
 花咲徳栄は今夏の甲子園でメンバー入りした古賀、石田、長谷川の2年生投手陣が健在。そこに脇本、加藤の両1年生右腕が加わり、投手を中心とした守り勝つ野球で、秋季県大会2連覇を狙う。
 浦和学院は上位打線が近年の〝ウラガク〟を象徴するような攻撃的で強力な打線を踏襲。ミート力に優れた大宮、法量らが好機をつくり、主砲の中川につなぐ。投手は昨チームから主力の左腕佐々木が軸となる。
 昌平は名倉、小笠原ら主軸の長打力が武器。下位打線は機動力を生かして得点を重ねる。立教新座は経験豊富な左腕中川、1年生の前林を中心に5枚の投手陣で春夏に続く快進撃を狙う。
 ノーシードからの躍進が期待されるのは上尾と西武台。上尾は1年秋から4番を務める菊池、投打の柱の関谷が勝負の鍵を握る。西武台は昨夏のメンバーから10人以上が残り、実力は十分。エース深見を中心に堅守が強み。
 1回戦で浦和実―早大本庄、聖望学園―春日部共栄、2回戦では立教新座―上尾など多くの好カードが実現。関東切符を懸けた戦いは序盤から激化必至だ。

 

 

Aシード・花咲徳栄

王者として決意胸に

 3季連続の甲子園を目指す今夏の埼玉王者・花咲徳栄は、先輩たちから引き継いだ連続出場を途切れさせるわけにはいかない。高原主将は「自分たちもセンバツに出場して昨年に続く」と決意を示した。
 新チームの始動が遅れ、全員の足並みがそろわない時期もあったが、甲子園を経験した高原、東村が中心となり秋季大会前にチームをまとめ上げた。昨チームからメンバー入りしている古賀、石田、長谷川ら2年生投手陣を軸とした堅守を共通認識に県大会に挑む。

 

Aシード・浦和学院

終盤課題 克服しVへ

 浦和学院は終盤に競り負けた今夏の決勝以降、「終盤勝負」を課題に実戦形式の練習を重ねてきた。森監督は「引退した3年生がサポートをしてくれた。士気が高い中で取り組めた」。浦和学院の意志を受け継いだ新チームが5年ぶりの秋制覇を目指す。
 左腕佐々木が投手陣の軸。守りからリズムをつくり、上位打線の大宮、中川を中心に自慢の「超攻撃野球」で攻め勝つ。主将の法量は「県1位で突破し、関東で優勝が目標。思い切って攻撃したい」と闘志を燃やした。

 

Bシード・立教新座

堅い守りで上位に進出

 春夏連続で県4強入りした立教新座が秋の戦いに挑む。右の前林、左の中川を含めて5人をそろえる投手陣に二塁手の穂坂を中心とした守りで、ロースコアゲームに持ち込む。打線は3番井上、4番南原の中軸に注目だ。
 新チームでは投守の連係など、特に守備を磨いた。梶川主将は「上につながる大会。やってきたことを発揮して勝ち上がりたい」と力を込めた。

 

Bシード・昌平

自慢打力で歓喜を狙う

 昌平は自慢の打力で4年ぶりの秋の頂点を狙う。走者を置いて2番名倉や一発を秘める4番小笠原らの主軸に回し、得点を重ねるのが理想。機動力を生かした攻撃を見せる下位打線から好機をつくりたい。
 守りはエースの松原を中心にバックがもり立てる。主将の中野は「ミスを減らして、アウト1個を確実に取ることに注力してきた」と不安はない。

 

=埼玉新聞2026年9月17日付け7面掲載=

 

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