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第101回全国高校ラグビー 昌平 初戦は読谷(沖縄)

27日開幕、組み合わせ決定

 

 第101回全国高校ラグビー大会(27日~来年1月8日・花園)の3回戦までの組み合わせ抽選会が4日、大阪市内で行われ、2年連続3度目出場の昌平は28日の1回戦で読谷(沖縄)と対戦することが決まった。初戦を突破すれば、2年連続優勝のAシード桐蔭学園(神奈川)と2回戦で顔を合わせる。

 桐蔭学園、今春の選抜大会を制した東福岡、東海大大阪仰星(大阪第2)のAシード勢と、大阪桐蔭(大阪第3)などBシード10校はいずれも30日の2回戦から登場。準々決勝、準決勝のカードは改めて抽選する。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、前回同様に抽選会は大会実行委員会による代理で実施。前回は全試合無観客で開催されたが、今大会は準々決勝(3日)、準決勝(5日)、決勝(8日)は会場収容人数の半数を上限に観客を受け入れる。元日までの1~3回戦はチーム関係者に制限する。開会式は行わない。

 

初戦の相手が読谷と決定し、活躍を誓った昌平の御代田誠監督(左)と北川拓来主将=4日午後、杉戸町の同校

 

 昌平の初戦の相手は初出場の読谷に決定した。この日は午前授業だったため、11時30分に行われた代理抽選会を1人で見守った御代田監督。残りの1校が読み上げられるまで隣が空いた状態に、「最後まで決まらないからどきどきしていた」と緊張していたという。

 選手たちは、授業後に組み合わせを知り、主将の北川は「沖縄のチームは対戦したことがない。動画を見て分析したい」と気を引き締めた。

 埼玉大会優勝後、チームは持ち前のディフェンスを磨きつつ、ハンドリングなど細かなプレーの修正を図っている。指揮官は「ここからがもう一度伸びる時期」と選手の成長を期待している様子だ。

 過去2度出場した花園では、1勝を挙げるものの2回戦を突破できなかった。それだけに目標は、3回戦に進出して花園で年を越すこと。北川は「ラグビーをしていて周りに支えられていることを実感する。その人たちに感動を与えられるプレーをしたい」と感謝の思いで全国の舞台に挑戦する。

=埼玉新聞2021年12月5日付け9面掲載=

 

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