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箱根駅伝総合優勝青柿選手(聖望学園高出身)飯能市長を訪問

「来季も3冠目指す」

3本指を立ててゴールのポーズを取る新井重治飯能市長(左)と写真撮影に応じる駒大の青柿響選手=6日午前、同市役所

 

 第99回東京箱根間往復大学駅伝で2年ぶり8度目の総合優勝を果たした駒大の3年生で、アンカーを務めた飯能市出身の青柿響選手(20)=聖望学園高出=が6日、同市役所に新井重治市長を訪れた。青柿選手は「優勝に貢献できてうれしい。4年生でも3大駅伝で活躍し、3冠を取ることを目標にする」と抱負を語った。
 青柿選手は同市立加治中学校で陸上部に入って本格的に競技を始め、市主催の奥むさし中学校駅伝に参加。聖望学園高でも陸上部に所属し、市内をコースに開かれる奥むさし駅伝に参加してきた。
 2、3日の箱根駅伝では最終の10区(23・0㌔)を走り、区間2位(1時間9分18秒)で同大の総合優勝に貢献。同大は昨年10月の出雲全日本選抜と同11月の全日本も制し、大学駅伝3冠を達成した。
 藤色のジャージー姿で市役所を訪れた青柿選手は、市長応接室で新井市長と面会。「箱根で活躍できたのは中学と高校で飯能市の駅伝に参加したからこそだった」と伝えた。レースを振り返り「何が起こるか分からないのが怖かったので、最後は出し切らないようにした」と語った。
 青柿選手はフィニッシュテープを切る際に、両手の3本の指を立てて「3冠」を表現したことには「最初から決めていた」と明かした。
 新井市長は「飯能にとってはうれしいニュース。3本指を立ててのゴールは印象に残っている。引き続き頑張ってほしい」と激励した。

 

=埼玉新聞2023年1月7日付け7面掲載=

 

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