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2年ぶり学校新聞復刊で栄誉ー松山高校

第66回県コンクール優秀作品

 

 県立松山高校新聞部は昨年春、新1年生だけで2年ぶりに復刊を果たし、いきなり優秀賞(新聞連盟賞)に輝いた。同校新聞部は2019年7月に当時の3年生が引退して以降、部員がいなくなり廃部の危機を迎えていた。そんな危機を救ったのは、同校に赴任し、新しく顧問になった矢野悠季教諭だった。

 

                                                     松山高校新聞 2021年5月12日付

 

 「学校の記録を担ってきた新聞部を廃部にするのはどうかと思った」といい、部活動紹介で教諭自ら動画でスピーチを行った。「ほかの部は先輩たちが紹介していた中で、先生が話したことに魅力を感じた」と部員らは話す。

 部長の滝沢樹乃(じゅだい)さんは「普通の高校生ではできない体験ができる」。岩瀬真輝さんは「いろいろな取材をして、学校の歴史を残す役割を担いませんか」との言葉にひかれたという。その結果、22人が入部。現在はさらに26人に増えている。

 矢野教諭自身、新聞作りの経験はなかった。「全くやったことない。過去の新聞を参考にしながら、部員と一緒にゼロから作り直した」と話す。人数が多いこともあり、同部は取材班、ライター班、写真班と、レイアウトを担うIT班の四つの分業制を採用。月2回のペースで発行している。

 再出発号では部員たちの晴れやかな表情の写真を大きく掲載したほか、顧問の矢野教諭のインタビューを試みている。

 講評では、「1年生だけで頑張っている」「試行錯誤しながらも楽しんで作っているのがわかる新聞で好感が持てる」などのほか、「質量とも抜群で驚嘆する」「再開したとは思えないクオリティ」といった記事内容や紙面構成への評価も高かった。

 

継承の心意気書いた

記事を担当した岩瀬真輝さん(1年)の話 人前で話すのが苦手なのでライター班に入った。取材班と共にいろいろな所に行けるのがいい。取材班がインタビューをして話を引き出し、それを聞きながら一緒に取材をして記事にしている。再出発号では伝統を受け継いでいく心意気を書いたつもり。主張も書いている。

 

=埼玉新聞2022年3月16日付け8面掲載=

※学年等は掲載時のものです

 

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