西部地区県立トップ校と言われるのが川越、川越女子、所沢北の3つの高校です。 地元県立トップ校に進学をすると3つのメリットがあります。
さらに深掘りし、公立中学校→県公立トップ高校→国公立大学と進学する魅力についてお伝えします。
高校3年間、大学4年間(一部6年間の学校もありますが、ここでは除きます)、合計7年間のコストは、県公立高校から国公立大学に進学した場合、そして私立高校から私立大学に進学した場合、250万円~600万円のコストの差があります。
進学校と呼ばれる高校に入学した1年生の半数以上は国公立大学志望です。つまり、現在大学に進学したいと思っている人にとって、国公立大学は非常に人気ということが言えるのです。県公立トップ校は国公立大学に強いということは、後ほどデータで示します。
続いて県西部地区の国公立大学合格率を見ていきましょう。
このデータは2021年春に卒業し大学進学をした生徒のデータをまとめたものです。
1位川越、2位川越女子、3位所沢北と、非常に国公立大学への合格率が高いことが分かります。
では、トップ校を目指すにはどれくらいの学力が必要なのでしょうか。
表の右側の教科ごとの数字は、入試本番でどれくらいの点数を取ったら合格ラインに届くのかということをまとめましたが、過去問を解くまではちょっと分かりにくいかもしれません。多くの中学生に分かりやすいのはさらに右にある「内申」です。
「内申」というのは主に、通知表の9教科の評価のことで、各科目5段階評価で合計は45点です。目指す学校によって必要な成績が異なります。現在、表の数値に達していなかったとしても、例えば合計5程度の差であればこれから本気でトップ校を目指し努力することで解決できる可能性があると思います。
次の表は埼玉県の生徒が通学する代表的な高校の国公立大学合格率を表しています。
西部地区の受験生は、まずは川越、川越女子、所沢北を目指し、学力がおおよそ到達したならば、さらに高みを目指し浦和、大宮、浦和一女といった国公立大学合格率50%以上の高校を視野に入れていただいてもいいと思います。
さらに高いレベルを目指し、浦和、大宮、浦和一女に合格するにはどれくらいの学力が必要なのでしょうか。
川越・川越女子・所沢北の合格ラインと内申点では大きな差はないですから、努力をすれば達成できない目標ではありません。入試当日の得点力を向上する努力をするならば当然、さらに高みを目指すことができるということです。
こういった高いレベルの目標校に向かって今から日々の学習ひとつひとつを努力していきましょう。
=スクール21「川越・川越女子・所沢北進学学習会」より=
☆次回は、6月30日に
コラム「中学3年生の前半までと後半で違う勉強方法」を配信します。
<2022年川越・川越女子・所沢北高校進学学習会編>は、次回が最終回となります。
サイト内の
県立川越高校の基本情報は→こちら
川越女子高校の基本情報は→こちら
所沢北高校の基本情報は→こちら
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