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県高校総体 テニス 馬術 ソフトテニス アーチェリー 結果

【テニス】

男子シングルス 永田(浦和麗明)が制す

女子シングルス 羽生田(山村学園)初栄冠

(5月30日~6月1日・大宮第二公園ほか)
 男女のシングルス、ダブルスの決勝までを行い、男子シングルス決勝は永田圭が川岸龍太との浦和麗明同士の対戦を2―0で制し、優勝を飾った。同ダブルス決勝は河村柚希・宮田尊琉組(浦和学院)が永田圭・小泉陽日路組(浦和麗明)を退けた。
 山村学園同士の決勝となった女子シングルスは羽生田杏が梅沢菜々美を2―1で下して初栄冠に輝いた。同ダブルス決勝は大越理紗・日下部光優組(秀明英光)が2―0で園田美月・山田明璃組(山村学園)を破った。
 男女ともにシングルスの上位4人とダブルスの上位2組が全国高校総体(8月2~8日・奈良)に出場する。

 

攻めの持ち味生かす

男子シングルスを制した永田圭がバックハンドで攻める

 

 男子シングルスは永田が初優勝を飾った。185㌢の長身を生かした鋭いサーブ、力のあるフォアハンドと安定感抜群のバックハンドを駆使し、同じ高校で技を磨く川岸を2―0で破った。
 第1セットから攻め込んだ。「攻められる前に攻め込む」とテーマを掲げ、積極的に攻めてくる相手を上回る攻撃で押し込んだ。最後は4連続ポイントを奪い、1セット目を先取した。
 第2セットは1―3とリードを許した場面でも焦らずに対応。「やるべきことをやろう」と立ち返り、得意のサーブやラリーで圧力をかけて終盤の5連続ポイントで勝負を決めた。
 攻めのテニスが持ち味。「武器のサーブとストロークで勝ちたい。ベスト8以上を狙う」と、隙をつくらないテニスで全国に照準を合わせた。

 

勝負どころで本領発揮

女子シングルス優勝の羽生田杏が攻撃を仕掛ける

 

 山村学園の1年同士となった女子シングルスの決勝は羽生田が競り勝った。小学4年から同じクラブでしのぎを削った梅沢を退け、「とてもうれしい」と素直に気持ちを表現し、笑顔がはじけた。
 互角の展開となった一戦は両者一歩も譲らずに第3セットにもつれ込んだ。中盤に一度、逆転を許したが、「つないでも勝てない。丁寧にいかず、自分のボールを打つ」と自らのテニスを取り戻してからが強かった。終盤の勝負どころでは声を上げながらショットを放ち、4連続ポイントを挙げて突き放した。
 今大会は「打たれても打ち返して、コートを広く使って相手を動かすテニス」という本領を発揮できた。「競った時にポイントが取れた。高校総体は8強ぐらいまでいきたい」と、自信をつけて全国へ臨む。

 

基本徹底してきた

男子ダブルスで優勝した宮田尊琉(浦和学院)の話

 サーブレシーブなど基本的なことを徹底してきた。自分たちのプレーをやり切って、河村先輩と長くテニスがしたい。

 

リターンでカバー

男子ダブルスで優勝した河村柚希(浦和学院)の話

 サービスゲームをブレークされても、すぐにリターンでカバーできた。自分たちらしい速攻型で前に詰めるテニスを貫いて、全国の頂点を狙いたい。

 

総体に行け一安心

女子ダブルスで優勝した大越理紗(秀明英光)の話

 シングルスで負けたけど、ダブルスで総体に行けて一安心。気を引き締めてやっていきたい。

 

「行ける」と思った

女子ダブルスで優勝した日下部光優(秀明英光)の話

 1回戦に勝って、「行ける」と思った。ダブルスでは初めての総体、出るからには優勝を目指したい。

 

【馬術】

障害飛越 五十嵐(立教新座)に栄冠

(2日・日本乗馬倶楽部)
 障害飛越(タイムレース)の個人と団体を行い、個人は五十嵐海力(立教新座)が31秒15、減点0で頂点に立った。団体は立教新座が優勝を飾った。

 

【ソフトテニス・男子個人】

男子個人 荻野吟子・塚本組(松山)初V

中村・加藤組(昌平)下す

(第1日、4日・狭山智光山公園)
 男子個人を行い、決勝で荻野健吾・塚本侑飛組(松山)が中村羚聖・加藤連組(昌平)を4―2で下し、初優勝を果たした。
 男女の団体優勝校と個人の上位8組が全国高校総体(8月1~3、5~7日・京都)に出場する。

 

揺るがぬ信頼関係

男子個人で優勝した松山の塚本(右)と荻野

 

 男子個人を制した松山の荻野・塚本組は、関東高校県予選に続き、今季2冠目を手にした。安定感に長けた後衛・荻野が拾い続け、身長182㌢の大型前衛・塚本が決める試合運びだった。荻野は「ほっとした」と安堵(あんど)の涙を流し、塚本は「支えてくれたチームに感謝したい」と顔をほころばせた。
 準決勝ではフルセットの接戦を制し、決勝では一度追い付かれてから底力で突き放した。荻野は5月の関東大会での疲労と重圧から顔の一部がまひし、右目の視力が落ちるなど苦戦を強いられた。それでも塚本と共にミスを少なくまとめ、加藤監督は「基本を大事にする日々の積み重ねの結果」とうなずいた。
 3年の荻野は「塚本は大事な時にしっかり決めてくれる」。2年の塚本は「荻野先輩は拾ってつないでくれる」と、二人の信頼関係は揺るがない。「全国では一つでも多く試合をする」と口をそろえ、決意を誓った。

 

【ソフトテニス・女子個人】

女子個人 高橋・原田(埼玉平成)V

(第2日、5日・熊谷さくら運動公園)
 女子個人を行い、決勝で高橋悠・原田絵麻(埼玉平成)が4―3で山崎のどか・小野寺桃奈(星野)を下し、栄冠に輝いた。
 男女個人の上位8組が全国高校総体(8月1~3、5~7日・京都)に出場する。

 

「二人で1本」信条に

女子個人で優勝した埼玉平成の高橋悠(右)と原田

 

 女子個人を制した埼玉平成の高橋悠・原田が5月の関東高校大会県予選に続いて頂点に立った。高橋悠は「勝てて良かった。安心した」と胸をなで下ろした。
 「二人で1本」を取るテニスが信条。ミスが少なく、ポイントを決め切る前衛の原田と、コートを駆け回り、足で粘ってつなぐ後衛の高橋悠のプレースタイルがかみ合った。決勝は一進一退の攻防で、フルセットにもつれこんだが、原田がアタックを防ぐと、相手の体勢が崩れたところを突くなど、4連続ポイントで突き放した。
 昨年の全国高校総体は別々のペアで出場したが、ともに3回戦で涙をのんだ。高橋悠は「いつも通りのプレーをする」、原田は「ためらわず、思い切ったプレーをする」と、気持ちを新たに2度目の舞台に挑む。

 

【アーチェリー】

男子団体 栄東4年ぶり7度目の優勝

(7日・はらっパーク宮代)
 男女の団体と個人を行い、男子団体は栄東(川上、柏瀬、磯辺)が1764点で4年ぶり7度目の優勝を飾った。女子団体は栄東(水田、今井、長江)が1724点で2年連続5度目の頂点に立った。
 男子個人は野原一輝(豊岡)が608点で優勝。女子個人は水田あんじ(栄東)が586点で栄冠を手にした。
 全国高校総体は8月3~5日に大阪で開催する。

 

 

=埼玉新聞2026年6月2日付け6面、3日付け6面、5日付け9面、6日付け7面、8日付け6面掲載=

 

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