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大宮駅で痴漢防止キャンペーンー浦和学院高校

 夏にかけて増加する痴漢の防止と鉄道利用者の安全を確保しようと、県警鉄道警察隊は1日、さいたま市大宮区の大宮駅構内で痴漢犯罪防止キャンペーンを行った。同隊員や県鉄道痴漢犯罪防止連絡協議会、市内の高校生ら約200人が参加。ポケットティッシュなどの啓発品を配布し、痴漢防止アプリの活用などを呼びかけた。

 

啓発品を配って痴漢犯罪防止を呼びかける高校生ら(右)=1日、さいたま市大宮区の大宮駅

 

 キャンペーンは関東圏の鉄道事業者などが定めた15日までの警戒強化期間に合わせて実施した。キャンペーン前の出発式では、痴漢犯罪防止ポスターの表彰も行われ、受賞した私立浦和学院高校(さいたま市緑区)の3人が痴漢撲滅PR大使に任命された。最優秀賞を受賞した同校2年の大熊美花さん(17)は「ポスターで痴漢する人が少しでも減ってくれたらうれしい。痴漢で困っている人がいたら勇気を出して助けに行ってほしい」と話した。
 同隊によると、昨年1年間で県内の鉄道施設に寄せられた痴漢などの被害相談件数は458件。うち盗撮の相談が184件で最も多かった。年代別で見ると高校生が最多で、特に通学通勤の時間帯の被害相談が多く寄せられた。また、薄着になるため6月の相談件数が58件と最も多く、より注意が必要だという。
 同隊は昨年4月に痴漢撃退ウェブアプリを運用開始。被害に遭っている時や被害を目撃した時に「痴漢です。助けてください」「(被害者に対して)大丈夫ですか」などの画面表示や音声で周りに助けを求めることができる。
 同隊の西川英俊隊長は「痴漢は卑劣な犯罪。痴漢は絶対に許さない意識のもと、一つでも被害をなくせるよう力を尽くしていく。痴漢防止アプリもぜひ活用してほしい」と話していた。

 

=埼玉新聞2026年6月12日付け16面掲載=

 

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