30日開会式

真剣な表情でくじを引く各チームの主将ら=17日午後、熊谷ラグビー場
ラグビーの第106回全国高校埼玉大会(埼玉新聞社など後援)の組み合わせ抽選会が17日、熊谷ラグビー場で行われ、出場34チーム(41校、合同3チーム)の対戦カードが決まった。
Aシード(第1~4)は関東大会県予選の4強。優勝した川越東が第1シード、準優勝の熊谷が第2シードに入り、3位の昌平が第3シード、4位の本庄第一が第4シードに続いた。
Bシード(第5~8)と第9~12シードには国スポ県予選少年の部の1~8位が収まった。4位までの深谷、慶応志木、浦和、熊谷工がBシード、5~8位の城西大川越、早大本庄、川越、鷲宮が第9~12シードに入った。
開会式は30日、午前10時から熊谷ラグビー場で開催され、選手宣誓はくじ引きで城西大川越の室秀樹主将に決まった。
9月12日に1回戦6試合が行われ、花園切符を懸けた2カ月以上に及ぶ激闘が開幕する。決勝は11月21日、午後0時35分から熊谷ラグビー場Aグラウンドで行われ、優勝校が全国高校大会(12月27日~来年1月7日・花園ラグビー場)に出場する。
準々決勝から有料試合で、入場料金は一般が千円、高校生以下は無料となる。
第1シード 川越東
主力復帰し態勢万全
県新人大会、関東大会県予選を制した川越東は3年ぶり3度目の花園出場へ視界良好だ。春にけがで戦列を離れた主力4人が復帰し万全の態勢。望月監督は「けがで全員がそろわなかった分、戦力の底上げができた。チーム全体のレベルが上がっている」と自信をのぞかせた。
高校日本代表候補のプロップ竹山が圧倒的な対人能力を発揮する。フッカー佐々木、ナンバー8松本らと強力FW陣を形成し、フィジカルを生かした守備とセットプレーで勝利を引き寄せる。
第2シード 熊谷
地に足を着け雪辱へ
熊谷は35年ぶりに決勝に進出しながらもあと一歩で花園に届かなかった昨年から1年越しの雪辱の舞台となる。横田監督は「大会での一戦一戦を通じて成長し、最後に花園の切符をつかめたら」と地に足を着けて戦う。
得点源はバックスの田留兄弟。高校日本代表候補の兄・源太郎はタックルを受けても止まらない推進力で、弟の継ノ介は細かいステップと加速力で敵陣に切り込む。身長191㌢のロック関口颯、同188㌢のナンバー8若林がセットプレーで強さを発揮する。
第3シード 昌平
成長示し3連覇挑む
昨年、2年連続県内4冠を達成した昌平だが、今季は県新人大会、関東大会県予選の決勝に残れなかった。それでも7人制大会で県制覇すると、全国大会でも予選リーグを突破。急激な成長を遂げた。船戸監督は「もう、勝つことだけ考えてやる」と力を込める。
先発の10人以上が2年生と若いチーム。数少ない3年生がチームをまとめられるかが鍵を握る。FW陣は西村、バックスは玉川の上級生コンビがけん引し、体を張れる主将のナンバー8松原が全体のまとめ役を担う。
第4シード 本庄第一
初花園へ着実に前進
本庄第一は昨季から2年連続で関東大会に出場するなど着実に力をつけており、初の花園も十分視野に入る。新井監督は「今は一歩一歩階段を上っている最中。まずは決勝を目標に戦う」と焦ることなく挑む。
主将のCTB森は突破力に優れ、単独で好機をつくれる。接点に強いロック寺山、副主将のナンバー8鏡ら「点を取るべき選手」(新井監督)がゴール前で仕事を果たす。SO中野の正確なキックで陣地を奪って圧をかけ、常に攻める展開に持っていきたい。
=埼玉新聞2026年8月18日付け7面掲載=
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