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市選管が出前授業ー県立越ケ谷高校

主権者の意識学ぶ 

 越谷市の県立越ケ谷高校(加藤元校長)で15日、同市選挙管理委員会による主権者教育の出前授業が行われた。3年生約320人の生徒を対象に、選挙管理委員会の職員による講義や、模擬選挙などが行われた。

 

模擬選挙で、実際の選挙で使われる投票箱に1票を投じる生徒=越谷市の県立越ケ谷高校

 

 講義では、主権者としての意識や投票に行くことの大切さなどについて職員が解説。若い世代の投票率が低いことを指摘し、「自分の1票で代表者が決まる可能性があることを知ってほしい」と生徒たちに訴えた。また、候補者や政党についての情報収集の仕方や、投票所での流れなどについても説明が行われた。さらに、架空の「みらい市市長選」が行われる想定で、空き地の活用法を争点に模擬選挙を実施。実際の選挙と同じ投票用紙や投票箱を使って投票を行った。

 

 授業を受けた木島由尊さん(18)は「若者が選挙に行かない理由として、無関心が根底にあるということが改めて分かった。今の世の中の情勢を見ても政治はとても重要。主権者として政治に関心を持ち、政策内容やどの候補者がしっかり実現してくれるかなどに注目していきたい」と話していた。

=埼玉新聞2021年7月22日付け6面=

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