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都道府県対抗女子駅伝 埼玉 力走で15位

2区小暮(所沢西高出)が12人抜き

 第42回全国都道府県対抗女子駅伝は14日、京都市のたけびしスタジアム京都発着の9区間、42.195㌔で行われ、宮城が2時間16分30秒で29年ぶり2度目の優勝を果たした。埼玉は終盤まで入賞圏内を争っていたものの、2時間20分9秒で15位だった。

 

ゴールする埼玉のアンカー高橋朱穂=たけびしスタジアム京都

 

来年へ確かな手ごたえ

 

 埼玉は2区小暮(所沢西高出、順大)が12人抜きで区間3位の走りを披露するなど、昨年の総合27位を上回る総合15位でフィニッシュした。照沼監督(春日部女高)は「このメンバーでは上出来の結果。昨年はうまくいかなかったけど、来年の入賞に向けて足がかりをつくってくれた」と語った。

 アンカー9区を予定していた経験豊富な山ノ内(しまむら)が体調不良により欠場。急きょ追加招集した座間を4区に据え、高橋(本庄第一高出、亜大)を4区から9区に配置転換して臨んだレースだった。

 決して万全な布陣ではなかったが、大学生と高校生ランナーが快走した。1区山田と2区小暮の大学生コンビで序盤から流れを呼び込んで6位に。その後3区斉藤が13位、4区座間が12位で中継所を通過。苦しい展開中、高校生トリオの活躍でチームは息を吹き返した。5区福山(埼玉栄高)が三つ順位を上げると、6区長浜(埼玉栄高)で前との差を詰め、7区野崎で8位に盛り返した。

 8区永井(川口戸塚西中)、9区高橋で粘ることができずに2015年の7位以来の入賞とはならなかった。だが、一時は8位圏内に位置し、上位進出をうかがった展開は大きな自信となるはずだ。照沼監督は「7区までは入賞圏内にいた。実業団選手がそろい、後半に走れる選手が組めれば入賞の可能性はある」と期待を込めた。

=埼玉新聞 2024年1月15日付け8面掲載=

 

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