蛭間「1,3番を打つ」
プロ野球パ・リーグの埼玉西武は6日、東京都内でドラフト新入団選手発表を行い、ドラフト1位で入団した早大の蛭間拓哉外野手(浦和学院高出)ら10人の新入団選手が自己紹介し、抱負を語った。
東京六大学リーグで通算13本塁打を記録し、大学球界屈指の好打者と評された蛭間外野手は広角に打てる打撃が武器。首位打者を目標に掲げ、「将来的には1番か3番を打ちたい」と意気込んだ。
育成を含めて10人の新人選手の抱負を聞いた松井稼頭央監督は、「目標を超えられる選手になってほしい」と期待を高めた。
松井監督を中心に記念撮影する埼玉西武の新入団選手たち。前列右から時計回りに青山、古川、蛭間、野田、三浦、野村、山田、児玉、日隈、是沢=6日午後、東京都港区の品川プリンスホテル
未来担う背番号9
入団会見で笑顔を見せる早大の蛭間拓哉外野手=6日午後、東京都港区の品川プリンスホテル
早大では大学ナンバーワンスラッガーと称賛されたドラフト1位の蛭間は「ベルーナドームを全力で駆け回り、チームの勝利のために全力でプレーする」と躍進を誓う。
埼玉西武が2023シーズンから使用する新ユニホームには、15年ぶりに球団の象徴である〝レオマーク〟が復活。新ユニホームに袖を通した蛭間は「かっこいいなと思っていたので、着られてうれしい」と初々しい姿を披露した。
この日、発表された背番号は「9」。「1桁で期待してもらっている。応えられるように頑張りたい」と蛭間。他球団では塩見泰隆外野手(ヤクルト)や柳田悠岐外野手(ソフトバンク)など、外野の中心選手が背負う番号に、「ライオンズの9番は蛭間と言ってもらえるように」と気を引き締めた。
ライオンズジュニアに所属し、幼いころから憧れていた埼玉西武。ジュニア時代から約10年の歳月を経て、遂にトップチームに名を連ねた若獅子は「ライオンズといえば栗山(巧)選手なので、2000本安打を達成したい」。
未来のミスターライオンズを狙う蛭間は、目標に「首位打者」を掲げ、第2の故郷・埼玉でプロとしての道を駆け上がっていく。
=埼玉新聞2022年12月7日付け1面、6面掲載=
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