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ホンダスポーツチャレンジ 都内で発表

世界、未来へ活動強化
設楽悠(寄居出身)駅伝連覇へ意欲

 

青木涼真(左端)や設楽悠太(右から2人目)らが登壇し世界での活躍を宣言した=5日、ホンダウエルカムプラザ青山

 

 寄居町などに製作所を持つホンダは5日、都内でスポーツ活動を強化する「ホンダスポーツチャレンジ」の発表会見を行った。三部敏宏社長は「世界に未来に活動範囲を広げ、ホンダのスポーツに関わる人を増やすことで、あらゆる人の人生を豊かにしたい」と力強く語った。
 60年以上続けている同社の企業スポーツを強化するため、8月にはスポーツ活動全体を統括するスポーツプロモーション部を新設。企業理念である挑戦という言葉を軸に、「たのしむ」「はぐくむ」「つなげる」という三つの方向性も示した。
 アスリートとファン、地域の人が交流できる接点づくりも広げていく。陸上部の青木涼真(久喜市出身、春日部高出)は「僕の出身の久喜市は元々スポーツが盛んなまち。陸上教室などを地元で行い、それが埼玉、日本全国に広がっていければ」と新プロジェクトへ期待を込めた。
 会見後半には、来年1月1日に行われるニューイヤー駅伝に出場予定の選手たちが登壇。ホンダ陸上部は今年、悲願の初優勝を成し遂げ、大会連覇が懸かる。主将の設楽悠太(寄居町出身、武蔵越生高出)は「まずは元日へチャレンジし、そのあとは個人種目で世界へチャレンジしてきたい」と意気込んだ。

 

=埼玉新聞2022年12月6日付け7面掲載=

 

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