埼玉新聞社 高校受験ナビ

【速報・令和4年度入試】埼玉県公立入試出願状況<14日正午現在>

2022年2月14日配信

令和4年度入試・出願1日目

市立浦和2.19倍、大宮・理数2.85倍

 

 2022年度(令和4年度)埼玉県公立入試の出願状況が発表されました。今回お伝えするのは、「彩の国さいたま公立高校ナビゲーション」による14日正午現在の情報です。出願の締め切りは次のとおりです。

  • 中学校がまとめて郵送する分
  • 中学校がまとめて持参する分
  • 志願者本人が郵送する分

以上は10日まで。

  • 志願者本人が持参する分

14日 午前9時~正午及び午後1時~4時半

15日 午前9時~正午

 

 14日は午後4時半まで、15日は正午までが受付時間となっていますから、各校志願者数は、この後若干の増加があると見込まれます。

 ただ、今年度は郵送による出願が原則になっています。また、過去の例を見ても、本人持参の場合、第1日目の午前中に出願する人が多いようです。

したがって、今回発表の数字は、最終的な志願者数及び倍率と大きな差はないものと考えられます。

 以下、14日正午現在の情報です。

 埼玉新聞社 高校受験ナビ調べによると、全日制の志願者総数は4万249人です。志願者総数は、前年同期(出願1日目)の3万9432人より817人増加しています。前年に比べ中学校卒業予定者数が増えているためと考えられます。

 第2回希望調査(12月15日現在)では志願者総数は4万1102人でしたが、それよりも853人減っています。私立などへの進路変更と考えられます。

 

◆学科ごとの状況

 学科ごとの志願者数及び倍率は次のとおりです。

  • 普通科  3万987人 倍率1.14

(前年同期 1.14倍)

  • 専門学科 7645人  倍率0.98

(前年同期 0.98倍)

  • 総合学科 1617人  倍率0.93

(前年同期 0.95)

 

◆学校ごとの状況

1.普通科

(1)倍率上位30校

01 市立浦和 2.19

02 川口市立 1.86

03 浦和西  1.60

04 市立川越 1.56

05 大宮   1.53

05 浦和一女 1.53

07 越谷北  1.50

08 川越   1.49

09 浦和南  1.48

10 蕨    1.46

11 和光国際 1.43

12 所沢北  1.42

12 川越南  1.42

14 越谷南  1.41

15 浦和   1.39

16 越ヶ谷  1.37

17 川越女子 1.35

17 南稜   1.35

19 所沢   1.30

20 浦和東  1.29

21 入間向陽 1.28

21 川口北  1.28

21 春日部  1.28

24 鳩ヶ谷  1.27

25 川口市立(スポーツ科学)1.26

26 豊岡   1.23

27 不動岡  1.22

27 与野   1.22

29 伊奈学園 1.19

30 朝霞西  1.17

30 大宮光陵 1.17

30 越谷西  1.17

30 深谷第一 1.17

 

(2)学校選択問題採用校

 上記に上位30校に含まれない学校選択問題採用校の倍率は次のとおりです。

37 熊谷西  1.14

44 大宮北  1.10

50 熊谷女子 1.07

52 熊谷   1.06

 

2.専門学科

(1)農業

 杉戸農業・生物生産技術 1.35

 熊谷農業・食品科学   1.15

 熊谷農業・生物生産技術 1.14

 秩父農工科学・農業   1.10

 杉戸農業・生活技術   1.08

 杉戸農業・園芸     1.05

 鳩ヶ谷・園芸デザイン  1.03

 上記以外の5校11科は定員に達していません。

 

(2)工業

 越谷総合技術・情報技術   1.50

 新座総合技術・デザイン   1.45

 川越工業・建築       1.43

 三郷工業技術・情報電子   1.38

 川越工業・デザイン     1.25

 秩父農工科学・電気システム 1.18

 進修館・情報メディア    1.15

 川越工業・電気       1.13

 三郷工業技術・情報技術   1.13

 久喜工業・機械       1.11

 新座総合技術・情報技術   1.10

 熊谷工業・情報技術     1.08

 児玉白楊・電子機械     1.08

 川口工業・情報通信     1.05

 春日部工業・建築      1.04

 春日部工業・機械      1.03

 浦和工業・情報技術     1.00

 大宮工業・電子機械     1.00

 川越工業・化学       1.00

 上記以外の14校30科は定員に達していません。

 情報技術科など情報系学科の倍率が高くなっています。

 

(3)商業

 市立川越・国際経済   1.76

 市立川越・情報処理   1.49

 八潮南・情報処理    1.29

 深谷商業・会計     1.20

 浦和商業・情報処理   1.16

 鳩ヶ谷・情報処理    1.16

 狭山経済・情報処理   1.10

 所沢商業・情報処理   1.10

 鳩山・情報管理     1.10

 深谷商業・情報処理   1.10

 深谷商業・商業     1.08

 上尾・商業       1.03

 狭山経済・流通経済   1.00

 上記以外の12校16科は定員に達していません。

 情報処理科など情報系学科の倍率が高くなっています。複数の商業系学科をもつ学校のうち、深谷商業と市立川越は、すべての学科で定員を超えています。

 

(4)家庭

 鴻巣女子・家政科学   1.05

 新座総合技術・服飾デザイン 1.03

 新座総合技術・食物調理 1.03

 上記以外の3校5科は定員に達していません。

 

 

(5)外国語

 和光国際・外国語    1.65

 蕨・外国語       1.50

 春日部女子・外国語   1.33

 南稜・外国語      1.33

 坂戸・外国語      1.05

 7校7科のうち、越谷南と草加南の外国語は定員に達していません。

 

(6)芸術

 芸術総合・映像芸術   1.33

 芸術総合・美術     1.18

 大宮光陵・美術     1.08

 上記以外の4校6科は定員に達していません。

 

(7)理数

 大宮・理数       2.85

 所沢北・理数      2.38

 川口市立・理数     1.98

 越谷北・理数      1.68

 松山・理数       1.63

 大宮北・理数      1.63

 熊谷西・理数      1.33

 7校7科すべてが定員に達しており、かつ高倍率となっています。

 

(8)その他

 常盤・看護       1.21

 いずみ・環境系     1.12

 いずみ・生物系     1.04

 大宮東(体育)、ふじみ野(スポーツサイエンス)、誠和福祉(福祉)、春日部東(人文)、岩槻(国際文化)は定員に達していません。

 

3.総合学科

 川越総合・総合学科   1.22

 吉川美南・総合学科   1.15

 久喜北陽・総合学科   1.11

 上記以外の6校は定員に達していません。

 

 以上、2月14日正午現在の出願状況を速報としてお伝えしました。

(教育ジャーナリスト 梅野弘之)

 

=「埼玉新聞社 高校受験ナビ」オリジナル記事=

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