埼玉新聞社 高校受験ナビ

さいたま市誕生20周年 フラワーウォール鮮やかーいずみ高校

 さいたま市は市誕生20周年を記念して、フラワーウォールを市役所と全10区に設置する。花いっぱい運動で活動している人たちや保育園児ら市民が育てた花を使って色鮮やかに装飾したもので、市の担当者は「多くの人が思いを込めて育てたので、ぜひ見てほしい」と呼び掛けている。

 市役所の正面玄関脇に設置されたフラワーウォールは、カワセミをモチーフにしたデザインで、2・7㍍四方の大きさ。白、紫、オレンジなど6色のビオラの花、700鉢で構成されている。市内の見沼田んぼに生息するカワセミが羽ばたいている様子を描き、自然豊かなまちを表現しているという。6日まで設置する予定。

 

フラワーウォールのデザインや花の育成を担当した県立いずみ高校の生徒ら=2日午後、さいたま市役所

 

 県立いずみ高校(中央区)環境デザイン科と生物生産科の生徒らがデザインと花の育成を担当した。生徒11人が今月2日、市役所を訪れて完成したフラワーウォールを初めて観賞した。3年の相原豪さん(17)は今年6月ごろから、ほぼ毎日のように水やりなど花の世話を続けた。「美しく飾られていて、とてもうれしい。苦労したかいがあった」

 3年の岩崎結衣さん(18)は原画のカワセミを描いた。「色合いを花で再現するのは難しかったと思うけど、すごくきれいに表現されていてうれしい。カワセミのように、さいたま市も飛躍してほしいと思って描いた」と話した。

 市誕生20周年を記念したフラワーウォールは、JR浦和駅東口や大宮区役所・大宮図書館玄関付近、岩槻駅東口クレセントモール前など全10区で設置される。

 

=埼玉新聞2021年11月4日付け10面掲載=

 

サイト内の

いずみ高校の基本情報は→こちら

カテゴリー

よく読まれている記事

最新の記事

TOP