きょう倉敷(岡山)と初戦
4年ぶりに行われた開会式に参加した川越東の選手たち
気持ち高め大舞台へ
3大会ぶり2度目の出場となる川越東は開会式で、堂々の入場行進を披露した。隣には1回戦で顔を合わせる倉敷が並び、主将の寺山は「3年生は最初で最後の花園。(開会式の)雰囲気を楽しめたし、倉敷を隣にして試合への気持ちが高まった」と、初の舞台に心を躍らせた。
倉敷戦に向けた1カ月は自慢のフィジカル面をさらに強化。24日に大阪入りしてからは、強豪校との合同練習やチーム練習で着々と準備を進めてきた。早めにセットして前に出る守備を徹底し、チームの状態は上々だ。
共同主将の高尾は「絶対勝たなきゃいけない。最大限の力をぶつけたい」と気合十分。大会を前に少し浮ついていたチーム状態も、試合を目前にして良い緊張感へと変わってきたという。
花園での年越しを目標にチームは今季県内大会4冠の成果を上げ、ついに大一番の一戦に挑む。「あとはやり切る、走り切るだけ。花園を楽しみながら結果を出してほしい」と望月監督。準備は万端だ。大舞台で駆け抜けろ、川越東フィフティーン。
U18花園女子15人制 東西対抗戦
加藤(正智深谷)丸山(深谷)出場 チームに貢献できた
U18花園女子15人制 東軍―西軍に出場した丸山希香(左)と加藤璃子(提供)
開会式後に行われたU18(18歳以下)花園女子15人制の東西対抗戦に、加藤璃子(正智深谷)と丸山希香(深谷)が出場した。
2年連続の選出でフル出場した加藤は、後半8分に相手のミスからボールを奪いそのままトライ。「去年より良いプレーをしようと臨んで、チームに貢献できてうれしかった」と声を弾ませた。
初出場の丸山は、10月の国体で埼玉の7年ぶりの優勝にも貢献。この日は「貴重な試合に参加できてよかった。将来はセブンズのオリンピックで金メダルを取りたい」と大きな夢を明かした。
7人制女子ラグビーチームのアルカスユース熊谷に所属する2人は、小学生から一緒に練習してきた。高校卒業後は、ともに立正大に進学しアルカス熊谷でもプレーを続け、さらなる活躍を目指すという楽しみな存在だ。
=埼玉新聞2023年12月28日付け6面掲載=
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