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平和への思い映像に 総文祭で特別賞ー深谷第一高校放送部

 深谷市常盤町の県立深谷第一高校放送部が制作した作品「二人でつくる」が、7月に秋田県大仙市で行われた「第50回全国高校総合文化祭」(総文祭)放送部門のビデオメッセージ部門で、特別賞を受賞した。皆野町在住の元イスラエル兵で平和運動家、家具作家のダニー・ネフセタイさんと、妻の吉川かほるさんを取材した作品だ。生徒たちは4分半の映像を通じ、「平和への思いを感じてほしい」と願いを込める。

 

総文祭で特別賞を受賞した深谷第一高校放送部。左から副部長の永野菜月さん、部長の中野りか子さん、2年生の清水悠真さん、1年生の根岸稜河さん=深谷市常盤町の県立深谷第一高校

 

 作品ではイスラエル空軍で兵役を務めたダニーさんが退役後に訪日し、かほるさんと出会って結婚。家具作家となるが、地域の職人から「ものづくりの使命は世の中を良くすること」と聞き、イスラエルのガザへの攻撃に心を痛め、平和を訴える活動を決意した。夫婦が二人三脚で講演活動を行っていることなどを4分半の作品にまとめた。
 取材は昨年の7~9月、当時の部長の高木優輝さん(18)ら7人で実施。事前にダニーさんの著作3冊を読み、皆野町にあるダニーさんの木工房を2回訪問。8月末に寄居町で行われた人権教育講演会も取材した。
 現部長の中野りか子さん(17)は「(ダニーさん夫婦は)深い内容を丁寧に話してくれた。事前に本を読んで何となく分かったつもりになっていたが、実際に話を聞くと違った」と話す。撮影した映像は約15時間分。コンクールの規定上、泣く泣く4分半に編集したという。
 副部長の永野菜月さん(16)は「どうやったら戦争について関心を持ってもらうか。ダニーさんも(イスラエル軍の)パイロットになっていたら、戦争に加担していたかもしれない。そうした当事者の本当の言葉を伝えたい」。特別賞受賞には、「4分半でちゃんと伝えられているか不安だったが、評価してもらえて良かった」と喜ぶ。
 受賞作「二人でつくる」とメーキング映像は、9月5日に行われる同校文化祭で上映される。作品の冒頭やメーキング映像では、家具作家としての日常なども描かれる。中野さんは「作品を見て、2人の熱い思いを感じてほしい」と話していた。
 上映は午前9時半~同11時半。問い合わせは、同校(☎048・571・3381)へ。

「二人でつくる」の一場面(県立深谷第一高校放送部提供)

 

=埼玉新聞2026年8月27日付け9面掲載=

 

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学校の特徴~学校からのメッセージ2026~

深谷第一高校は、文武両道を掲げ、一人ひとりが個人の力を今まで以上に伸ばすことのできる高校です。進路面では、大学、専門学校、就職を問わず、幅広い進路選択をすることができます。また、部活動では、全国大会や関東大会、県大会へ進出しています。このように、深谷第一高校は、生徒の得意を伸ばし、それぞれの夢への第一歩を踏み出すことができる高校です。

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