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熊谷女子高校・浦和高校新聞部 ノウハウ現場で学ぶ

 製作現場で新聞作りのノウハウを学ぼうと、県立浦和高校(さいたま市浦和区)と同熊谷女子高校(熊谷市)の新聞部の生徒と顧問の教諭が5月27日、さいたま市北区の埼玉新聞社を訪れた。
 当日は両校合わせて10人の生徒が参加。講師を務めた同社の吉田俊一編集管理幹は、伝わる記事の書き方、見出しとタイトルの違い、新聞の紙面構成の特徴などを解説した。

 

新聞の編集現場を見学し、質問する生徒ら=5月27日、さいたま市北区の埼玉新聞社

 

 生徒らは社内の編集現場を見学。レイアウトや見出しを担当する整理記者や文字を直す校閲記者が働いている姿に興味津々。「デスク」と呼ばれる編集責任者にも話しを聞き、熱心にメモを取っていた。
 休刊が続いていた浦和高校新聞部で、5年ぶりの新入部員となった同校1年の石川翔一さん(15)は「小さい頃から父が私に新聞のコラムを読んでくれたことがきっかけで新聞が好きになった。文化祭の話などを記事にしてみたい」と意欲満々。熊谷女子高校3年の笠原彩月さんは(18)は「実際の現場を見ることができて興味深かった。学んだことを生かしてこれからもみんなで新聞を作り上げていきたい」と話していた。

 

=埼玉新聞2023年6月1日付け10面掲載=

 

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