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県アマチュアゴルフ選手権大会2026 結果

戸村(埼玉栄高)逆転V

〈決勝大会最終日、20日・日高CC東・西コース=6816ヤード、パー72=参加72人〉

県アマチュアゴルフ選手権決勝大会で入賞した(左から)4位の清水悠雅、2位の野村維穏、2連覇の戸村空汰、3位の柏俣結生、5位の杉山大作=20日、日高市の日高カントリークラブ

 

 トップと3打差の9位でスタートした前回王者の埼玉栄高2年の戸村空汰(川越市)が4アンダーの68で回り、通算2アンダー、142で逆転優勝した。第38、39回大会の伊藤優太(日高市)以来、7人目の2連覇。前半を1バーディーで折り返すと、後半はバーディーを三つ奪い、スコアを伸ばした。
 初日2位の埼玉栄高3年の野村維穏(幸手市)は71で終え、トータル143で準優勝。柏俣結生(東松山市)は同144で3位に入った。埼玉栄高2年の清水悠雅(さいたま市)がトータル146で4位、杉山大作(さいたま市)がトータル147で5位と続いた。初日トップだった埼玉栄中1年の尾形栄飛(さいたま市)はトータル149で7位だった。

 

王者堂々と底力示す

通算2アンダー、142で大会連覇を果たした戸村空汰

 

 埼玉栄高2年の戸村が大会史上7人目の2連覇を達成した。首位に3打差の9位でスタートすると、四つのバーディを奪い、ノーボギーの68で底力を示した。「素直にうれしい」と堂々と胸を張った。
 連覇への重圧は全くなかった。前半の1~7番までは崩れずにパーセーブ。前年王者らしく落ち着いたスコアメークでチャンスを待った。「アプローチでしっかり寄せられた。ここで流れに乗ることができた」と8番のバーディーで上昇気流に乗った。
 勢いがついた後半で前日に苦しめられたイン(西コース)を攻略した。初日は四つのボギーをたたいたインでバーディーを三つ。「いいイメージがなかった」というコースで安定したティーショットを武器に、初日の遅れを取り返した。
 2連覇を達成しても慢心はない。9月からアドレスとスイングを変更しており、どのような状況でも同じフォームでスイングすることを心がけている。「セカンドショットが下手でよくない」と自認し、精度向上へ抜かりがない。
 県内アマチュアトップの座を守り、第28、29回大会で2連覇を達成した後に世界へ羽ばたいた石川遼(松伏町出身)と肩を並べた。「来年も優勝を目指す」と力強い。史上初の3連覇へ向けて、歩みを進める。

 

狙い通りもあと一歩

2位・野村

トータル143で準優勝の野村維穏

 

 初日を2位で折り返した埼玉栄高3年の野村維が最終日を71で回り、トータル143で2位となった。「初日よりもまとまって良かった」と、さえたショットと本来の姿を取り戻した確実なパットで沈め、初日からスコアを一つ上げて終えた。
 「バーディー、イーグルを取りにいこう」と攻めのゴルフが功を奏した。立ち上がりの1番でいきなりバーディーを奪って気持ちが乗った。初日は修正に苦しんだパットも決まり、ラウンドを通して2イーグル、3バーディーを記録した。
 疲労が見えた15番のダブルボギーが痛かった。前年の5位から順位を上げたが、頂点にはあと一歩及ばなかった。「狙い通りのプレーができて自信になったが、結果に納得はしていない。来年は優勝を狙いたい」と雪辱を誓った。

 

初日の感覚生かせず

3位・柏俣

トータル144で3位の柏俣結生

 

 柏俣は初日の感覚を生かし切ることができず、トータル144で2年連続の3位に終わった。「グリーンの形状やフェアウエーの跳ね方に対応できなかった」と下を向いた。打った感覚と実際に描く軌道の差をうまく埋められなかった。
 ミスが起こることも想定内。苦しい中でも状況に応じて戦術を組み立てた。初日と同様、アプローチでなんとかカバーし、前半を3バーディーなどで2アンダーにまとめたが、「全然満足できていない。不完全燃焼」と悔しさをにじませた。

 

3パット3回もったいない

4位・清水悠雅の話

 前半は良かったが、3パットが3回あり、もったいないプレーが多かった。スコアを意識せず、バーディーをたくさん取るなど、他の選手にプレッシャーを与えたかった。アプローチ、パターを鍛え、ボギーをなくしたい。

 

注意点整理し入賞に上出来

5位・杉山大作の話

 普段は振り回すタイプだが、落ち着いてコースの注意点を整理して、やってはいけないことをやらないようにプレーした。まさか入賞しているとは思わず、上出来。今後も楽しく、納得のいくゴルフがしたい。

 

=埼玉新聞2026年10月21日付け1、7面掲載=

 

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