埼玉新聞社 高校受験ナビ

国スポ障スポあおもり2026 バドミントン 陸上 空手 結果

【バドミントン】

埼玉 成年男子は準V

少年男子2位、少年女子3位

(最終日、14日・青森県スポカルイン黒石)
 成年男子、成年女子、少年男子、少年女子の3位決定戦と決勝を行い、成年男子の埼玉(武井、遠藤、川本)と少年男子の埼玉(木山、山崎、五十田)が準優勝に輝いた。少年女子の埼玉(河村、星野、深沢)は3位に入った。

 

「後半勝負」も強打実らず

バドミントン 成年男子で準優勝した埼玉の川本が決勝のシングルスでスマッシュを放つ

 

 成年男子の埼玉は決勝で神奈川に敗れ、12年ぶりの優勝を逃した。国スポ関東ブロック予選で敗れた相手との雪辱戦は「第2シングルスで勝負を考えていた」と山田監督の描いた「後半勝負」の展開となったが、相手が一枚上手だった。
 誤算だったのは優勝が懸かった第2シングルスの川本が強打を封じられたこと。強みを消されて敗れた川本は「思い通りにできなかった」と肩を落とした。
 先勝したダブルスでは武井、遠藤組が息の合った攻撃を見せた。小学4年時から一緒にダブルスを組んできた武井、遠藤は所属チームの意向で4月に一度ペアを解消したが、今大会で再結成。遠藤は「もう一度組めて、うれしかった」。武井は「(結果には)悔しいけれど、楽しかった」と振り返った。
 今大会に出場した3選手は埼玉栄高のOB。3人を高校時代に外部コーチとして指導した指揮官は「高校生の頃と比べるとすごい成長している」と目を丸くする。頂点には届かなかったが、教え子の成長ぶりに喜びを隠せなかった。

 

埼玉栄高勢もあと一歩

少年男子で準優勝に貢献した埼玉の山崎(右)、五十田組が決勝のダブルスで勝利を挙げる

 

 埼玉栄高勢で挑んだ少年男子の埼玉が準優勝を飾った。準決勝まで全てダブルス、第1シングルスの連勝で勝ち上がる強さを見せた。
 それでも決勝は、そう簡単には勝たせてもらえなかった。山崎、五十田組のダブルスはストレート勝ち。五十田は「自分たちが取られたら話にならない。プレッシャーはあった」と安堵(あんど)。第1シングルスは木山が敗れ、「簡単なミスで焦ってしまった」と悔しさをにじませた。
 最後はダブルスで勝利に貢献した山崎が、今大会初めて第2シングルスの選手としてコートに立って奮闘。山崎は「足が止まったり、あまり動けなかった」とストレート負け。名倉監督は「山崎は少しゲーム勘がなかったが、ダブルスをやってきている選手」とおもんぱかった。

 

流れ呼んだダブルス戦

 少年女子は埼玉栄高勢の埼玉が大阪との3位決定戦を制した。ダブルスの星野、深沢組が大阪に1セット先取されてから巻き返して逆転勝ち。深沢は「ダブルスで勢いに乗れた」。いい流れで続いたシングルスで河村の安定した試合運びが勝利をもたらした。
 準決勝で地元の青森に敗れ、決勝進出を逃した。最後は笑って埼玉に戻りたかった一戦で力を結集して銅メダルをもぎ取った。星野は「前年4位だったのでメダルが取りたかった」と喜ぶ。河村も「一丸となって戦い、楽しかった」と笑顔だった。

 

【陸上】

少年男子共通棒高跳び 飯塚(越谷南高)準優勝

少年男子Aハンマー投げ 八鍬(進修館高)7位

(第1日、15日・青森県カクヒログループアスレチックスタジアム)
 計9種目の決勝などを行い、少年男子共通棒高跳びは飯塚俊介(越谷南高)が5㍍00で準優勝。少年男子Aハンマー投げは八鍬瑞樹(進修館高)が60㍍07で7位に入った。成年女子ハンマー投げは勝山眸美(オリコ)=久喜市出身、進修館高出=が15位だった。

 

夏の雪辱果たせず

陸上 少年男子共通棒高跳び決勝 5㍍00で準優勝した飯塚俊介

 

 少年男子共通棒高跳びの飯塚は新調したポールをうまく使いこなせずに惜しくも準優勝。全国高校総体3位に続いて、日本一の頂には届かなかった。「試合運びがよくて勝ちにいったが、新しいポールで安定しなかった」と悔やんだ。
 自己ベストを更新する自信はあった。4㍍90をクリアして5㍍00から泉谷(奈良)との一騎打ち。5㍍00は1回目で成功し、5㍍05をパス。相手がクリアした5㍍05を越える5㍍10を跳んで、自己新記録と金メダルを手にするはずだったが、越えられなかった。
 ポールの選択が裏目に出た。大学生が使うような長い16フィートのポールはインターハイから使っていたが、「硬さを変えた」。高い反発力を高さに変換したが、空中動作が安定しなかった。
 長いポールを使う明確な理由がある。「うまくいけば5㍍10、20は跳べたはず。記録を伸ばすためにはこのポールが必要」と力を込める。まだまだ上を目指すためのポールは飽くなき向上心の象徴。使いこなした時に新境地にたどり着く。

 

2投目満足で笑顔

少年男子Aハンマー投げ決勝 60㍍07で7位に入った八鍬瑞樹

 

 少年男子Aハンマー投げは八鍬が7位に入った。「自己ベストの61㍍03を更新できなかったが、入賞できたことはうれしい」と素直に喜んだ。
 2投目でこの日最高の60㍍07をマークするも3、4投目は連続でファウル。「(自己)記録を狙いすぎて力が入ってしまったけれど、久しぶりに60㍍以上投げられた」と満足そうだった。

 

少年女子A100㍍ 小宮(秋草学園高)が初優勝

成年男子100㍍ 三輪(西武文理高出)準V

(第2日、16日・青森県カクヒログループアスレチックスタジアム)
 計18種目の決勝などを行い、少年女子A100㍍は小宮璃音(秋草学園高)が11秒79で初優勝。成年男子100㍍は三輪颯太(小泉)=西武文理高出=が10秒35で準優勝した。少年男子A100㍍は佐藤快衛(西武文理高)が3位に入った。

 

飛び出して勢い加速

陸上 少年女子A100㍍で初優勝を飾った小宮璃音

 

 少年女子A100㍍は小宮が笑顔の初優勝。「今まで全国大会にあまり出たことがなくて、高校3年生として最後の国スポで優勝することができて良かった」と喜びをかみしめた。
 予選、準決勝は各組1位で突破し、優勝を視野に入れた。決勝で苦手なスタートダッシュがばっちり決まると、中間走でさらに加速。全国の猛者を横目に堂々と走り切った。「勝因は普段通りに走れたこと。スタートからの加速が良かった」とレースを振り返った。
 中学生の頃からライバルが全国大会に出場する一方で自身は結果が出ずに悔しい思いをしてきた。高校1、2年時は全国大会とは無縁だったが、今夏の全国高校総体に初出場すると11秒60の自己新で3位に入った。憧れの舞台で本領を発揮し、結果がついてきたことが自信になった。
 「これからが楽しみ」と初めて全国の頂点に立ったことで景色が違って見える。苦にしてきた走り込みも成長の糧。「タイムを安定させていく。大学1年生でベストを更新する」と高みを目指して走り続ける。

最高順位も冷静さ欠く

成年男子100㍍で準優勝した三輪颯太

 

 成年男子100㍍は3年連続3度目出場の三輪が頂点まであと一歩だった。過去最高順位にも「準決勝までは落ち着いていた。決勝で勝ちたい気持ちが強くなり、慌ててしまった」と悔しさが一番にある。冷静さを欠いた走りに納得ができなかった。
 予選、準決勝は前を行く選手を後半で捉え、最後の10㍍でスピードを維持したまま差す得意の形で勝ち上がった。しかし、決勝ではスタートが決まらずに差し切れなかった。「苦手なスタートは改善しなくてはいけない」と課題を挙げる。
 前々回が6位、前回は準決勝敗退。目標の2028年ロサンゼルス五輪出場を果たすために、優勝して弾みをつけたかった。とはいえ、落ち込んでいる暇はない。まずは10秒14の自己ベスト更新を目指し、レベルアップを図っていく。

 

少年男子A100㍍の佐藤

力不足を痛感

少年男子A100㍍決勝 10秒38で3位に入った佐藤快衛(11)

 

 全国高校総体3位の佐藤が少年男子A100㍍でも3位に入った。メダルの色を変えられず、「勝つことを考えて集中していたが、スタートで両隣の選手から離れてしまった。追い付こうとしたが届かなかった」と力不足を痛感した。
 全国大会の経験が増え、「挑戦する立場ではなく、優勝争いをする立場になった」と全国トップクラスのアスリートになった。日本高校記録の10秒00を保持する2位の清水(石川・星稜高)と競り合ってつかんだ手応えが今後につながる。

 

高校総体V佐生 3連続失敗に涙
少年男子共通走り高跳び

 全国高校総体王者がまさかの記録なしで終わった。少年男子共通走り高跳びで佐生(武南高)が最初の試技となる1㍍95を3回続けて失敗。「踏み切りがうまくいかなかった」と悔し涙を流した。
 全国の頂点に立った後に左足首を痛め、万全の調子ではなかった。痛めた足をかばいながらの跳躍で「ブレーキをかけてしまった」。涙をぬぐい、「来年の国スポで優勝する」と前を向いた。

 

成年男子300㍍ 佐藤が2位

同女子砲丸 松下は3位に

(第4日、18日・青森県カクヒログループアスレチックスタジアム)
 成年男子300㍍の佐藤拳太郎(富士通)=所沢市出身、豊岡高―城西大出=が32秒62で2位に入った。同女子砲丸投げの松下ちひろ(MAX)=蕨市出身、川口総合高出=が15㍍35で3位だった。

 

【空手】

成年男子形 阿部が準優勝

(第2日、18日・青森県武道館)
 成年男子形の阿部倖地(慶大大学院)=慶応志木高出=は決勝で西山走(大分)に敗れ、準優勝だった。

 

=埼玉新聞2026年10月15日付け5面、16日付け7面、17日付け9面、19日付け8面掲載=

 

サイト内の

埼玉栄高校の基本情報は→こちら

越谷南高校の基本情報は→こちら

進修館高校の基本情報は→こちら

秋草学園高校の基本情報は→こちら

西武学園文理高校の基本情報は→こちら

武南高校の基本情報は→こちら

豊岡高校の基本情報は→こちら

慶応志木高校の基本情報は→こちら

カテゴリー

よく読まれている記事

最新の記事

TOP