埼玉新聞社 高校受験ナビ

SNSの投稿問題学ぶー越生高校

県行政書士会招き法教育授業で

 県行政書士会(関口隆夫会長)は14日、越生町の県立越生高校(吉沢修校長)の総合的な探求の時間「9限目の教室」で法教育授業を行った。

 最近、若者による交流サイト(SNS)上での不適切な投稿が社会問題化していることから、生徒らに想定される具体的な事例を挙げてもらい、何が法律的に問題なのかを自身の頭で考えてもらおうと企画。普通科と美術科の1、2年生と教職員ら約200人が22グループに分かれてワークショップを行った。

 同校1年の原口龍次さんは「自分の知らない知識や先輩の意見を聞くことができて良かった」と話し、同校2年で生徒会長の長沼姫奈さんは「相手の発言を受け入れることの大切さも学べた。一生消えることのないデジタルタトゥーや情報拡散の怖さを知り、安易な気持ちで投稿しないように気を付けたい」と振り返った。

 同会の関口会長は「高校時代はいろいろなことに興味があると思うが、その中で陥りやすい犯罪にSNSなどの利用が挙げられる。きょうの授業を通じて少しでも自分で考え、自分で判断できる人間になってほしい」と呼びかけた。

 

=埼玉新聞2023年3月26日付け11面掲載=

 

サイト内の

越生高校の基本情報は→こちら

 

カテゴリー

よく読まれている記事

最新の記事

TOP