埼玉新聞社 高校受験ナビ

【速報】第2回進路希望状況調査、結果発表

2026年1月8日配信

普通科倍率トップは市立浦和2.35倍

専門学科は芸術総合・美術科の1.78倍が最高

 

 

 1月8日、埼玉県教育委員会は第2回進路希望状況調査の結果を発表しました。

 この調査は令和7年12月15日現在で実施されたものです。

 第1回調査(10月1日現在)に比べ、実際の出願等に近い結果が出るため、今後の受験生の学校選び(志願先決定)にも影響を与えそうです。

 

◆全体の調査結果

 この調査は、埼玉県内の国立(1校)、公立(408校)、私立(30校)の中学校などに在籍している令和8年3月卒業予定者を対象に行われました。

 卒業予定者数は、前年同期より338人少ない6万2210人でした。

 全日制高校への進学希望者の割合は88.4%で、前年同期より0.3 ポイント上昇しました。

 全体倍率と学科別倍率は、次のとおりとなっています。

  • 全日制倍率     1.07倍(前年同期1.12倍)
  • 全日制普通科倍率  1.14倍(前年同期1.21倍)
  • 全日制専門学科倍率 0.87倍(前年同期0.90倍)
  • 全日制総合学科倍率 0.87倍(前年同期0.86倍)

 前年同期と比較すると普通科と専門学科が下がり、総合学科が僅かに上がっています。

 

 

※学校、学科ごとの希望者数、倍率など詳細は埼玉県教育委員会ホームページへ

 

埼玉県教育委員会

令和8年3月中学校等卒業予定者の進路希望状況調査(令和7年12月15日現在)

 

 以下、普通科の倍率上位校について見ていきます。

 

◆普通科倍率上位校(1位~10位) ※カッコ内は前年同期倍率

01 市立浦和 2.35(2.36)

02 川口市立(普)2.17(2.43)

03 市立川越 2.04(2.24)

04 大宮   1.97(1.76)

05 上尾   1.87(2.05)

06 浦和南  1.82(1.85)

07 浦和西  1.71(1.79)

08 越谷南  1.65(1.84)

09 所沢   1.56(1.44)

10 大宮北  1.55(1.73)

 

 多少の順位変動はありますが10位までの顔ぶれは前年同期とほぼ同じです。川越南が抜け所沢が加わりました。

 2倍を超えたのは市立浦和、川口市立、市立川越の3校でした。実際の出願では2倍を割ると予想されますが、高倍率で本番を迎えそうです。

 大宮は前年同期と比べ大きく上がりました。越谷南は前年同期と比べ大きく下がりましたが依然として高倍率です。

 

◆普通科倍率上位校(11位~20位)

11 川口市立・スポーツ科学

       1.54(1.54)

12 越ケ谷  1.50(1.54)

13 所沢北  1.47(1.32)

14 杉戸   1.42(1.50)

15 和光国際 1.39(1.29)

15 鳩ヶ谷  1.39(1.60)

17 川越   1.35(1.50)

18 川越南  1.34(1.62)

19 南稜   1.31(1.48)

20 川口   1.30(1.41)

20 不動岡  1.30(1.39)

 

 所沢北と和光国際は前年同期より上がっていますが、それ以外は倍率としては前年より下がっています。

 川口と不動岡が20位となっていますが、1.30倍は前年度なら30位相当の倍率です。

 

◆普通科倍率上位校(22位~29位)

22 朝霞西  1.29(1.08)

22 蕨    1.29(1.55)

24 大宮南  1.28(1.42)

25 川越女子 1.26(1.17)

26 熊谷西  1.25(1.15)

27 坂戸   1.24(1.20)

28 春日部  1.22(1.28)

29 岩槻   1.21(1.10)

29 越谷北  1.21(1.32)

29 所沢西  1.21(1.31)

 

 朝霞西は前年同期54位でしたが大きく倍率を上げ22位に浮上しました。

 川越女子、熊谷西は前年同期と比べ、倍率、順位ともに大きく上がりました。

 蕨は前年同期1.55倍で13位でしたが、大きく下がりました。

 再編により新校となる岩槻は前年同期52位から大きく順位を上げました。

 

◆学校選択問題採用校の倍率

 学校選択問題採用校22校のうち17校は、今回調査で上位30校に含まれています。

 残り5校の順位、倍率は次のとおりです。

 

36 浦和   1.16(1.51)

39 浦和一女 1.12(1.23)

58 熊谷   0.99(0.96)

58 熊谷女子 0.99(0.87)

68 川口北  0.92(1.16)

 

 浦和は前年同期17位から大きく下がりました。今回の全県普通科平均1.14倍は辛うじて上回りました。

 熊谷、熊谷女子は前年同期倍率を上回りましたが依然として定員割れ状態です。

 川口北は前年同期倍率を大きく下回り、現状では定員割れ状態です。

 

◆定員割れ校がさらに増える

 今回調査で1.50倍を超えたのは12校です。

しかし、1.30倍を超えたのは前年同期が29校(累積)だったの対し、今回は21校(同)でした。また、1.20倍を超えたのは前年同期が42校(累積)だったのに対し、今回は33校(同)でした。また、定員割れは、前年同期が39校(コース含む)だったのに対し、今回は45校(同)に増えています。

 

 この調査は昨年12月中旬に行われました。したがって今日までの間に希望を変更した受験生もいるでしょう。

間もなく公立高校入試の出願が始まります。今日の倍率発表を見て希望を変更する受験生もいると思われますが、学校の先生やご家族ともよく相談して、悔いのない学校選びをしてください。

 次回は専門高校(専門学科)、総合学科についての情報をお届けします。

 

(教育ジャーナリスト 梅野弘之)

 

=「埼玉新聞社 高校受験ナビ」オリジナル記事=

 

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