埼玉新聞社 高校受験ナビ

塾説レポート⑨ 県立越谷北高校【レポート動画あり】

2026年6月22日配信

「学び」の集団 チーム・コシキタ

生徒も先生も努力をいとわない学校

 6月10日、県立越谷北高校で教育関係者向け学校説明会が開催されました。

 越谷北高校は普通科と平成元年に県内で初めて設置された理数科を併置する東部地区の進学校です。来場者も多く、注目度の高さを物語っていました。

 

◆生徒・教職員が一丸となった学び

 はじめに、甲斐正樹教頭から教育方針などの説明がありました。

 越谷北高校には、毎週火曜と木曜の7限授業、年15回(月1~2回程度)の土曜授業、夏期講習や朝・放課後の講習もあり、学習内容の定着を図るための『学習の量』が確保されています。

 現在、授業改革も行っており、従来の先生が教える授業を生徒が考える授業に変え、教員の指導力向上セミナーへの参加や、教科・学年を越えて授業見学をし合い意見交換をしています。また、全教員が協力して進路指導を行うため、大学が開催する説明会への参加や、専門家を招いた進路研修会を開催するなど、『学習の質』の向上にも努めています。

◆初の東京大学現役合格

 そのような量と質を兼ね備えた教育の結果、同校には高い合格実績が見られます。令和8年3月の入試では早慶上理に計57名が現役合格しているほか、同校では初となる東京大学への現役合格、10年ぶりとなる京都大学への現役合格も各1名出ています。

 また、「国公立では筑波大学、千葉大学が生徒には人気」と進路指導部の内田浩光主事が説明した通り、筑波大学12名、千葉大学11名が現役で合格しています。

 

◆「育成したいのは主体性」

 越谷北高校は文部科学省のスーパー・サイエンス・ハイスクール(SSH)指定校となっており、現在、Ⅱ期9年目を迎えています。そのため、普通科でも理数教育に力を入れており、1年次には『理数探究基礎』という必修の授業があり、理数系のリテラシーを身に付けることができます。

 国際交流も盛んで、7~8月に実施されるオーストラリア派遣プログラムでは、毎回約30名の定員を超える多数の希望者があるとのことで、同校の生徒の学びへの積極性がうかがえます。

 また、部活動では全国大会出場のパワーリフティング部、全国大会23年連続出場の新聞部、生物学オリンピック本選金賞の生物部など、多くの部活動が活躍しています。

 「育成したいのは主体性」と甲斐教頭が説明会で話していたように、学力の向上だけではなく、さまざまな取り組みを通じて、生徒が主体性を身に付けられるよう工夫されています。

 

◆越谷北高校の学習環境

 普通科では、多様な進路希望に対応するため、総合的な学力を高める教育を行っており、1、2年次は5教科を幅広く基礎・基本を徹底した学習を行い、3年次は国語・英語・社会などに重点を置いて学習する「artsコース」と数学・理科・英語などに重点を置いて学習する「scienceコース」に分かれ、国公立大学の現役合格など一人一人の進路の実現を目指すことができる学習環境となっています。

 理数科は科学を探究する力を伸ばすため、『理数探究基礎』『STEAM探究』などの理数科独自のカリキュラムがあるほか、興味関心を引き出すため、野外実習や集中実験講座、数学読書感想発表会などの理数科独自行事も多く行われていて、自分の『好き』を存分に発揮できる学習環境となっています。

 

◆普通科か、それとも理数科か

 この日、理数科の説明をした理数科部の中川大樹主任は、自身も同校の普通科の卒業生です。中学3年生当時、周囲のアドバイスから志望していた理数科ではなく普通科に進学しましたが、理数科の行事などの様子を見て大変後悔したそうです。「私のように理数科と普通科の選択で受験生に悔しい思いをさせないでほしい」と話していたのが印象的でした。

 越谷北高校では、出願時に普通科と理数科の併願をすることができます。また、あらゆる分野を学んでほしいという思いから、理数科でも傾斜配点は行っていません。

 8月19日のコシキタ進学フェアをはじめ、学校説明会や土曜公開授業もあるので、自分に合った学科を選択できるよう、ぜひ参加してみてください。(文・澤田純治)

 

=「埼玉新聞社 高校受験ナビ」オリジナル記事=

 

【説明会TV】越谷北高校がハイレベルな理由

 

サイト内の越谷北高校の基本情報は→こちら

 

学校の特徴~学校からのメッセージ2026~

越谷北高校は、普通科と理数科を併置する県内有数の共学の進学校です。ICT機器を積極的に活用した質の高い授業のもとで、生徒が希望する進路の実現だけでなく、幅広い教養を身につけさせ、社会に貢献できる人材を育成しております。豊かな人間性を備えたグローバルリーダーを育てるために、SSH第Ⅱ期の指定のもと、独自の探究学習、国際交流活動等にも力を入れ、理数科を中心に地域の理数教育の推進を先導する役割も果たしております。

カテゴリー

よく読まれている記事

最新の記事

TOP