加須産米使用の「こめっけ」
市PRに感謝
加須市の花咲徳栄高校食育実践科3年の岡田彩瑛さん(18)、田中悠絢さん(同)、名久井愛実さん(同)が24日、同市役所を訪れ、米のコロッケが「ご当地 絶品うまいもん甲子園」決勝大会で準優勝したことを角田守良市長に報告した。準優勝は計3校選ばれた。
大会は昨年11月27日、東京・武蔵野調理師専門学校で開かれ、全国93校、323チームを勝ち上がった8校で行われた。関東甲信越代表の花咲徳栄高は2年連続の決勝大会進出で、優勝候補の呼び声が高かったが、一歩届かなかった。
こめっけは新食感の米俵型コロッケで、加須産米「彩のかがやき」を使用。秩父のしゃくし菜漬けをご飯に混ぜ、豚ひき肉で包んだ。衣にも米粉と米パン粉を使った。
角田市長は「加須産米を使ってPRをしてくれたことに感謝している。こめっけというネーミングもいい。すごくおいしい。ぜひ商品化してほしい。優勝を確信していると言ったが、全国ベスト4も素晴らしい」とねぎらった。
「うまいもんガールズ」の名で2年連続決勝大会に進出した3人は、3年間同じクラスで過ごしたチームメートでもある。田中さんは「チームワークは一番だと思う」と胸を張った。
ともに進学する3人。田中さんは「みんなを幸せにするお菓子作りをしたい」、岡田さんは「公認スポーツ栄養士になりたい」、名久井さんは「臨床検査技師志望」と、次なる目標を語っていた。
=埼玉新聞2023年3月1日付け11面掲載=
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