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うまいもん甲子園 花咲徳栄高校「こめっけ」準V

加須産米使用のコロッケ「こめっけ」

 第11回「ご当地!絶品うまいもん甲子園」決勝大会(全国食の甲子園協会主催)が11月27日、東京・武蔵野調理師専門学校で開かれ、加須市の花咲徳栄高校の米のコロッケ「こめっけ」が準優勝に輝いた。優勝は北海道帯広南商業高校の「わやうめぇ蝦夷にぎ2」だった。

 

「こめっけ」で準優勝した(左から)岡田彩瑛さん、田中悠絢さん、名久井愛実さん=東京都豊島区の武蔵野調理師専門学校(花咲徳栄高提供)

 

 決勝は、全国93校、323チームを勝ち上がった8校で行われた。関東甲信越代表の花咲徳栄高は2年連続の決勝進出。今回も食育実践科の3年生、岡田彩瑛(さえ)さん(18)、名久井愛実(あみ)さん(17)、田中悠絢(はるか)さん(18)が出場した。
 こめっけは新食感の米俵型コロッケ。加須産米を使用。秩父のしゃくし菜漬けをご飯に混ぜ、豚ひき肉で包んでいる。衣にも米粉と米パン粉を使った。トマトソース、しゃくし菜タルタルソース、粒あんの3種のソースも作った。
 「うまいもんガールズ」としてチームワークを発揮した3人。田中さんは「やりきった結果の準優勝。優勝は後輩たちに託したい」。名久井さんは「優勝したかったけど、準優勝でもすごいことだと思う」と笑顔で話した。
 3人の実習担当・青木一泰さん(46)は「調理もプレゼンテーションも思う存分にやってくれた。2年連続の決勝進出もすごいし、決勝での準優勝もすごい」とたたえた。
 帯広南商高はサケと昆布の炊き込みご飯、長芋とあずきみそ、鶏レバカツ、枝豆ソースをおにぎり風にした。準優勝は花咲徳栄のほか、「豆腐と湯葉とお茶焼売」の福知山淑徳高校(京都)と「BBジビエスティック」の三重県立相可高校が入った。

 

=埼玉新聞2022年12月2日付け13面掲載=

 

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