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【速報】志願先変更1日目終了 普通科はほぼ全校で増減

2024年2月15日配信

 

 14日、2024年度(令和6年度)埼玉県公立入試志願先変更の1日目が終了しました。

 普通科では、越生と鴻巣女子を除く全校で志願者数の増減が見られました。

 

 全日制の志願者総数は当初出願時の3万9587人から3万9492人と95人減っています。今日は取り下げだけ行い明日新たな学校に出願し直す人や、私立や通信制など変えた人がいるためとみられます。

 

 今回お伝えするのは、「彩の国さいたま公立高校ナビゲーション」による14日18時30分の情報です。

 

◆志願者が増えた主な学校

 普通科で志願者数が増えた主な学校は、増加人数の多い順に次の学校です。

  • 所沢中央 +24人

320人→344人 1.01倍→1.08倍

  • 大宮武蔵野 +15人

206人→221人 0.87倍→0.93倍

  • 三郷 +15人

187人→202人 0.94倍→1.02倍

  • 熊谷 +11人

342人→353人 1.08倍→1.11倍

  • 浦和北 +10人

363人→373人 1.14倍→1.17倍

  • 川口青陵 +9人

261人→270人 0.94倍→0.97倍

  • 大宮東 +8人

222人→230人 0.93倍→0.97倍

  • 越谷南 +8人

454人→462人 1.43倍→1.45倍

  • 春日部女子 +7人

284人→291人 1.19倍→1.22倍

  • 川越西 +7人

318人→325人 1.00倍→1.02倍

  • 熊谷女子 +7人

302人→309人 0.95倍→0.97倍

  • 三郷北 +7人

246人→253人 1.03倍→1.06倍

  • 春日部 +6人

529人→535人 1.48倍→1.49倍

  • 川越初雁 +6人

162人→168人 0.82倍→0.85倍

  • 白岡 +6人

158人→164人 1.00倍→1.04倍

  • 飯能 +6人

274人→280人 0.99倍→1.01倍

 

 春日部が6人増え1.48倍から1.49倍に、越谷南が8人増え1.43倍から1.45倍に上昇しました。1.40倍台の学校が志願先変更でさらに上がるのはめずらしいことです。春日部は同じ男子校の浦和からの流れがあった可能性があります。

 熊谷女子は7人増えましたが、定員まであと9人で今のところ定員割れ状態が続いています。

 専門学科では大宮商業が192人から200人と8人増え、倍率も0.97倍から1.01倍と上昇しました。同じさいたま市内の浦和商業の倍率が高めに出ていたので、そこからの変更があった可能性があります。

 

◆志願者数が減った主な学校

 普通科で志願者数が減った主な学校は、減少人数の多い順に次の学校です。

  • 所沢 -21人

539人→518人 1.51倍→1.45倍

  • 志木 -20人

325人→305人 1.37倍→1.28倍

  • 川口 -18人

445人→427人 1.40倍→1.34倍

  • 浦和 -16人

523人→507人 1.46倍→1.42倍

  • 大宮 -14人

473人→459人 1.49倍→1.44倍

  • 越ヶ谷 -14人

459人→445人 1.44倍→1.40倍

  • 不動岡 -14人

494人→480人 1.38倍→1.34倍

  • 熊谷西 -13人

345人→332人 1.24倍→1.19倍

  • 豊岡 -12人

423人→411人 1.33倍→1.29倍

  • 市立浦和 -11人

437人→426人 1.82倍→1.78倍

  • 与野 -11人

464人→453人 1.30倍→1.27倍

  • 川口北 -10人

544人→534人 1.52倍→1.49倍

  • 川越 -10人

543人→533人 1.52倍→1.49倍

  • 和光国際 -10人

358人→348人 1.50倍→1.46倍

 

 以上が10人以上減少している学校です。

 ほとんどが上位難関校と言われる学校です。

 市立浦和は1.82倍から1.78倍に下がりましたが高倍率であることに変わりありません。

 所沢、川口北、川越、和光国際なども1.5倍を割りましたが、引き続き高倍率です。

 

 専門学科では浦和商業・情報処理科が120人から102人と18人減り、倍率も1.50倍から1.28倍まで下がり、同校・商業科も240人から230人と10人減り、倍率も1.21倍から1.16倍まで下がりました。

 総合学科では吉川美南が20人減り、倍率も1.40倍から1.24倍まで下がっています。

 

◆現時点での倍率上位校(普通科)

 本日2日目で変動があるとみられますが、志願先変更1日目終了時点の倍率上位校は次のとおりです。

 

01 市立浦和 1.78倍

02 川口市立・スポーツ科学

       1.63倍

03 蕨    1.51倍

04 春日部  1.49倍

04 川口北  1.49倍

04 川越   1.49倍

04 市立川越 1.49倍

08 和光国際 1.46倍

09 越谷南  1.45倍

09 所沢   1.45倍

11 大宮   1.44倍

12 浦和西  1.43倍

13 浦和   1.42倍

14 川越南  1.40倍

14 越ヶ谷  1.40倍

14 大宮北  1.40倍

 

浦和一女(1.38)、川口(1.34)、不動岡(1.34)、南稜(1.33)、川越女子(1.30)が続いています。

 

◆現時点での倍率上位校(専門学科)

 専門学科の現時点における倍率上位校は次のとおりです。

【理数】

01大宮・理数   2.50倍

02大宮北・理数  2.05倍

03川口市立・理数 1.68倍

04松山・理数   1.58倍

05越谷北・理数  1.53倍

06熊谷西・理数  1.45倍

 

【外国語】

01春日部女子・外国語1.50倍

01南稜・外国語  1.50倍

03和光国際・外国語1.49倍

04蕨・外国語   1.40倍

 

【その他の専門学科】

01市立川越・国際経済 1.79倍

02大宮光陵・美術 1.65倍

03岩槻・国際文化 1.53倍

04上尾・商業   1.49倍

05市立川越・情報処理 1.44倍

06新座総合技術・デザイン 1.43倍

 以上、1.30倍以上の専門学科です。

 

 志願先変更は15日で締め切られます。

 例年、1日目と比べ2日目の動きはそれほど大きくないとみられますが、本サイトでは引き続き変更に関する情報をお伝えする予定です。

 

(教育ジャーナリスト 梅野弘之)

 

=「埼玉新聞社 高校受験ナビ」オリジナル記事=

 

倍率に関する最新記事(2024年2月16日配信)

【確定】令和6年度埼玉県公立高校入試 志願者数・倍率発表

 

 

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