春日部市議会　新庁舎の議場で高校生と意見交換ー春日部工業高校

議会を見学する春日部工業高校の生徒＝春日部市議会

　春日部市議会は１６日、県立春日部工業高校（同市梅田本町、齋藤潤校長）の生徒２４人を議会に招き、意見交換会を開いた。
　市議会が高校生に市政や議会について知ってもらおうというのが狙い。市内高校生と定期的に行っている。昨年に完成し、今月開庁した新庁舎で初めて実施した。
　この日は、各会派から議員１０人が参加。議員が本会議場や委員会室など、新しい議会の施設を高校生に紹介した。グループに分かれ、市街地の活性化などテーマに沿って高校生と意見交換を行った。
　「春日部市の活性化」について議論したグループでは、高校生が春日部駅で進む高架化事業について提案。将来、整備されるコンコースに人気アニメ「クレヨンしんちゃん」が市の特産品を持ったモニュメントを整備するアイデアなどを出した。
　意見交換会に参加した同校２年の小沼英暉さん（１７）は「（議会の）施設はきれいで広い。議員と話すので緊張したが、実際に話してみると、みなさん優しくフラットで印象が変わった」と感想を述べた。

＝埼玉新聞２０２４年１月１８日付け１０面掲載＝

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