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全国高校サッカー 昌平 激戦区を歓迎

初戦は近江(滋賀)と

 サッカーの第101回全国高校選手権(12月28日~来年1月9日)の組み合わせ抽選会が21日にオンラインで行われ、2大会ぶり5度目の出場となる埼玉代表の昌平は、滋賀代表で2大会ぶり2度目の近江と12月31日の2回戦(12時5分・NACK5スタジアム大宮)で対戦することが決まった。
 近江は、前回出場した第99回大会での1回戦突破が最高成績。対戦相手について昌平の津久井佳祐主将は「プリンスリーグ関西で結果を残しているチームですごいと思う。同じブロックには、強豪校と言われるチームが多く(勝ち上がれば)対戦できることが楽しみだ」と意気込んだ。

 

日本一を目標に掲げた昌平の津久井佳祐主将(右)と藤島崇之監督=21日午後、さいたま市浦和区のテレ玉本社

 

 

「最後は国立で笑顔」

 2大会ぶりに出場する昌平は、初戦の2回戦で近江(滋賀)と対戦することが決定した。
 同じブロックには全国高校総体王者の前橋育英(群馬)に、前回大会準優勝の大津(熊本)と強豪校が並ぶ。藤島監督は「(近江は)プリンスで結果を残しているチーム。ブロックで見れば、今年実績があるいいチームが入っている。勝ち上がって対戦できれば、いい経験を積むことができる」と意気込んだ。
 初戦の近江はプリンスリーグ関西で5位(21日現在)。パスサッカーが特長で、選手権出場2度目の新興チームだ。これまで対戦がなく、今回が初めての顔合わせになる。
 昌平は過去2度のベスト8が最高成績。目標に掲げる「日本一」を目指すためにも、強敵ひしめく同ブロックを突破することが条件となる。
 主将の津久井は「夏の優勝校(前橋育英)などの強豪校と対戦して倒したい」と強気な姿勢を崩さず、「最後は国立で笑顔で終わりたい」と力を込めた。サッカー少年なら誰もが憧れる舞台での歓喜に期待したい。

 

=埼玉新聞2022年11月21日付け7面掲載=

 

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