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全国高校ラグビー埼玉大会開会式 34チームが入場行進

12日開幕 夢の花園へ熱戦必至

開会式で入場行進する各チームの選手たち=30日午前、熊谷ラグビー場

 

 ラグビーの第106回全国高校埼玉大会(埼玉新聞社など後援)は30日、熊谷ラグビー場で合同3チームを含む34チームが参加して開会式が行われた。入場行進は前回優勝校の昌平と慶応志木が先陣を切り、準優勝の熊谷と川越東が続いた。34チームの選手たちが堂々と腕を振り、決勝の舞台の芝を踏みしめた。
 優勝旗、優勝カップ、準優勝カップが返還された後、杉田和明県高体連会長があいさつ。県ラグビー協会会長の小林哲也熊谷市長は「ここ熊谷から花園へ羽ばたく代表校が誕生することを大いに期待しております」と選手たちを後押しした。選手宣誓は城西大川越の室秀樹主将が務めた。
 9月12日に1回戦6試合が行われ、花園切符を懸けた熱戦が始まる。決勝は11月21日、午後0時35分から熊谷ラグビー場Aグラウンドで実施され、優勝校が全国高校大会(12月27日~来年1月7日・花園ラグビー場)に出場する。

 

城西大川越 室秀樹主将

「環境への感謝」胸に

選手宣誓を務めた城西大川越の室秀樹主将

 

 開会式で選手宣誓の大役を果たした城西大川越の室秀樹主将は「前日は緊張してずっと練習していたが、本番では胸を張ってできた。100点」と頬を緩ませた。5月末に行われた同校の体育祭でも選手宣誓を務めた経験を生かし、堂々とミスなくやりきった。
 選手宣誓に選ばれた翌日から原稿の作成を開始し、ラグビー部の顧問や国語の先生に添削を依頼した。頻発する自然災害を受け、宣誓文には「ラグビーができる環境への感謝を忘れません」と胸に抱えた素直な気持ちを詰めた。
 室主将が率いる城西大川越は今春の関東県予選で準々決勝に進出。関東大会まであと一歩まで迫る戦力の充実ぶりを見せている。「夏合宿も終えて上り調子。まずはベスト8を目指す」と目標を掲げた。

 

FW陣の強さ生かす

第1シード 川越東

 関東大会県予選では主力4人をけがで欠きながら頂点に立った。故障者が全員復帰し、本来の力を取り戻したチームは間違いなく優勝候補の筆頭。3年ぶりの花園出場を視界に捉えている。
 春以降はタックル成立後のボールの争奪戦を重点的に強化。FW陣の接点の強さを生かし、数的有利をつくり出す素早い攻撃や主導権を奪う攻撃的な守備につなげる。主将の竹山は「花園予選はいつもぎりぎりで負けてきた。勝ち切るところをテーマにしてやりたい」と気合を入れた。

 

守備固めて雪辱狙う

第2シード 熊谷

 初の花園を目指す熊谷は、2年連続の決勝進出を狙う。主将の若林は「前回は悔しい思いを味わった。2年間積み上げたものを全て出したい」と並々ならぬ思いを持って臨む。
 今夏の菅平合宿では県外の強豪校と試合を重ね、手ごわい相手にも通用するアタックとエリアの取り方を確かめた。「失点を少なくして、粘り強く戦いながら主導権を握りたい」。田留兄弟ら攻撃の役者がそろうチームだが、まずは守備から隙を見せずに戦うつもりだ。

 

チームの戦術徹底

第3シード 昌平

昌平・松原空夢主将の話

 関東大会県予選までは個人技頼りだったが、それから一人一人がチームの戦術を徹底してきた。7人制の優勝は自信になったが、15人制で勝てていない。昨年の花園に出場したメンバーも多く、懸ける思いは強い。

 

一戦一戦勝ち切る

第4シード 本庄第一

本庄第一・森佑樹主将の話

 チームの雰囲気が良く、本番が楽しみ。全員で守備をして、前からプレッシャーをかけ続けたい。攻撃では本庄第一らしくボールを展開して取り切りたい。先の試合を見過ぎず、一戦一戦しっかり勝ち切る。

 

=埼玉新聞2026年8月31日付け10面掲載=

 

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